大手キャリアからワイモバイル(Y!mobile)に乗り換える際に、いま使っているスマホを下取りに出したいという人も多いかもしれません。
ワイモバイルでは「下取りプログラム」を実施しており、契約と同時にスマホの下取りも申し込むことができます。
中古スマホの下取りショップをわざわざ利用する必要がないのがメリットです。
ワイモバイルでスマホを下取りに出すと、月々の料金から下取り額が割引されます。大手キャリアよりも格安な料金をさらに安くすることが可能です。
この記事では、ワイモバイルの下取りプログラムの対象機種や下取り金額、注意点などについて解説していきます。
現在使っているスマホを下取りに出して、ワイモバイルの料金を安くしたい人は、ぜひ最後まで読んで参考にしてください。
ワイモバイル「下取りプログラム」の概要
ワイモバイルの下取りプログラムのポイントをまとめると次の通りです。
・スマホプランS・M・Lで申し込みの新規契約・MNPが対象
・下取り対象機種はiPhone・Galaxy・Xperiaなど
・下取り額は月々の通信料金から割引
・公式オンラインストアでは下取りの同時申し込みが可能
・下取り機種の送付タイミングと価格改定に注意
以下で詳しく説明していきます。
スマホプランの申し込みが下取りの条件
ワイモバイルに新規契約またはMNP (乗り換え)する際に、下取りプログラムを利用するには、「スマホプランS・M・L」を申し込むことが条件になります。
スマホプランは10分かけ放題が付いた2年契約(2年縛り)のプラン。データ容量別にS・M・Lという3つのコースがあり、標準的なスマホプランMなら月間6GBのデータが使えて、月額2,980円(2年目以降は3,980円)となっています。
参考>> ワイモバイルの10分かけ放題付き「スマホプラン」の詳細
なお、ワイモバイルには2年縛りのない「スマホベーシックプラン」もありますが、こちらは下取りプログラムの対象外。
もっとも、スマホベーシックプランは月額料金が高く、選ぶメリットがないので、ワイモバイルでスマホを利用するならスマホプランを選ぶのが基本です。
つまり、ワイモバイルに乗り換えるなら、スマホをセット購入する人も、SIMカードだけを購入する人も、どちらも下取りプログラムを利用できることになります。
参考>> SIMカードのみ購入で最大15,000円還元、ワイモバイルのキャッシュバックキャンペーン
下取り対象機種はiPhone・Galaxy・Xperiaなど
下取りプログラムの対象機種は、iPhoneと一部のAndroidスマホです。
iPhoneの場合は、iPhone 5以降が下取りの対象。下取り額は以下の通りです。
機種 | 下取り価格 |
---|---|
iPhone 7 Plus | 38,400円 (1,600円×24回) |
iPhone 7 | 28,800円 (1,200円×24回) |
iPhone 6s Plus | 24,000円 (1,000円×24回) |
iPhone 6s | 19,200円 (800円×24回) |
iPhone 6 Plus | 19,200円 (800円×24回) |
iPhone 6 | 16,800円 (700円×24回) |
iPhone SE | 9,600円 (400円×24回) |
iPhone 5s | 3,000円 (3,000円×1回) |
iPhone 5c | 1,000円 (1,000円×1回) |
iPhone 5 | 1,000円 (1,000円×1回) |
Androidスマホで下取りの対象になるのは、Galaxyシリーズ(サムスン)とXperiaシリーズ(ソニー)、Nexusシリーズ(Google)とHTC製スマホの一部機種。
下取り額は次のようになっています。
機種 | 下取り価格 | |
---|---|---|
Galaxy | Galaxy S8 | 31,200円 (1,300円×24回) |
Galaxy S8+ | 31,200円 (1,300円×24回) | |
Galaxy S7 edge | 12,000円 (500円×24回) | |
Galaxy S6 | 4,800円 (200円×24回) | |
Galaxy S6 edge | 4,800円 (200円×24回) | |
Galaxy Note Edge | 3,000円 (3,000円×1回) | |
Galaxy A8 | 3,000円 (3,000円×1回) | |
Galaxy S5 | 1,000円 (1,000円×1回) | |
Galaxy S5 Active | 1,000円 (1,000円×1回) | |
Xperia | Xperia XZs | 16,800円 (700円×24回) |
Xperia XZ Premium | 16,800円 (700円×24回) | |
Xperia XZ | 14,400円 (600円×24回) | |
Xperia X Performance | 9,600円 (400円×24回) | |
Xperia X Compact | 7,200円 (300円×24回) | |
Xperia Z5 | 4,800円 (200円×24回) | |
Xperia Z4 | 3,000円 (3,000円×1回) | |
Xperia Z3 | 1,000円 (1,000円×1回) | |
Xperia Z3 Compact | 1,000円 (1,000円×1回) | |
HTC | HTC U11 | 12,000円 (500円×24回) |
HTC 10 | 4,800円 (200円×24回) | |
Nexus | Nexus 6P | 3,000円 (3,000円×1回) |
Nexus 5X | 1,000円 (1,000円×1回) |
下取り額は24分割で月々の料金から割引
なお、下取り額は現金での還元ではなく、月々の通信料金から割引される形となっています。
下取り額が4,800円以上の場合、24回に分割されて、税込の通信料金から2年間割引されます。
たとえば、iPhone 6を下取りに出し、スマホプランMを申し込む場合、プランの月額料金は2,980円(税込3,218円)。下取りによる割引額が月々700円(総額16,800円)なので、月々の料金は税込2,518円になります。
iPhone SE 32GBモデルを購入するなら、端末代の実質負担額が12,500円なので、下取りによって0円以下でiPhone SEを購入できる計算です。
参考>> ワイモバイル版iPhone SEは端末代割引で実質12,500円〜
なお、下取り額が4,800円未満の場合、割引は1回のみ。ただし、割引額が通信料金を超えるときは、超過分が翌月に繰り越されます。
たとえば、iPhone 5sを取りに出すと、割引額は3,000円。しかし、スマホプランSで申し込む場合、月額料金が1,980円(税込2,138円)で3,000円に満たないので、超過分の862円は翌月の割引となります。
下取りの申し込みと機種送付の方法
オンラインストアの購入画面で下取りを申し込み可能
ワイモバイルの公式オンラインストアから申し込む場合、端末またはSIMカードの購入画面で「下取りプログラム」を選択し、機種を選べば下取りを同時に申し込むことが可能です。
なお、下取りには査定があり、割引額は確定していないので、購入画面の「月々のお支払い額」には、下取りによる割引額は反映されません。
下取り機種は送付キットに入れて郵送
公式オンラインストアで下取りを申し込むと、購入した端末とは別に下取り機種の送付キットが送られてきます。
下取り機種は梱包材に入れ、氏名や住所、電話番号、機種名、IMEI(端末識別番号)を記載した添え状とともに送付キットに入れて、郵便ポストに投函すればOK。
下取り機種がワイモバイルに到着して査定が完了すると、SMSで査定完了のメッセージが届き、下取り完了となります。
下取りプログラムの注意点
ワイモバイルの下取りプログラムを利用できるのは、正規購入したスマホで、申込者自身が所有権を持っていることが条件。
また、メーカーの保証外となるような改造がされていない端末に限られます。
もっとも、大手キャリアで自身が購入し、非正規の修理業者を利用していないのであれば、まず問題ないでしょう。
また当然ながら、スマホが正常に動作することも下取りの条件です。電源が入らない、ホームボタンが反応しない、画面割れがある場合などは下取り不可となってしまいます。
加えて、下取り機種を郵送する前には、初期化を行う必要があります。パスワードロックがかかったままだと、下取りができないので注意してください。
下取り額の改定にも注意
ワイモバイルの下取りプログラムでは、各機種の下取り額は不定期に更新されています。
そのため、下取り機種の郵送が遅れると、途中で下取り額が変更されて、申し込み時とは異なる金額になる可能性があるので注意が必要です。
具体的には、送付キットの受け取り日からワイモバイルでの機種の受け取り完了までが14日以内であれば、申し込み時の下取り額が適用されます。
しかし、送付キットの受け取り日から14日を超えると、ワイモバイルでの受け取り時点の下取り額が適用されることになります。
下取り額が大幅に変わってしまうかもしれないので、下取り機種の送付キットを受け取ったら、余裕を持って1週間以内には投函したほうが良いでしょう。
まとめ
ワイモバイルの下取りプログラムでは、対象機種は限られますが、スマホの下取りによって月々の料金を2年間安くできるのが特徴です。
ただし、下取り額を一括で現金もらえるわけではないこと、送付キットを受け取ったら早めに下取り機種を郵送するべきということには留意しておきましょう。
一般的に、格安SIMでは機種の購入やプラン選び、中古スマホの下取りなどを自身でやらなくてはならず、大手キャリアよりも面倒なことがデメリットです。
しかしワイモバイルなら、端末代割引がありスマホをセット購入しやすいほか、コースが3つだけとシンプルでプラン選びで悩むこともありません。
さらに、申し込みと同時にいま使っているスマホを下取りに出せるので、他の下取りサービスを利用するといった面倒な手間を省くこともできます。
スマホの下取りによって、ワイモバイルの月々の料金をさらに安くしたいなら、契約時に下取りも申し込むことを忘れないようにしてください。
公式サイトはこちら>> ワイモバイル
コメント