大手キャリアのiPhoneを持ち込んで、ワイモバイル(Y!mobile)に乗り換えたいという人もいると思います。
そこで気になるのが、以下の3点です。
・自分のiPhoneがワイモバイルで使えるのか?
・月額料金はいくらになるのか?
・ワイモバイルのメリット・デメリットは?
結論としては、iPhone 6s以降の機種であれば、どのキャリアのiPhoneもワイモバイルで利用できます。月額料金は一番安いプランで1年目が1,980円、2年目以降が2,980円。
この記事では、ワイモバイルで使えるiPhoneの機種や料金プラン、メリット・デメリットについて詳しく解説していきます。
SIMロックを解除したiPhone 6s以降を利用可能
大手キャリアで購入したiPhoneをワイモバイルに持ち込みたい場合、利用できるのはiPhone 6s以降の機種です。
ドコモ版 | au版 | ソフトバンク版 | |
---|---|---|---|
iPhone 5s / iPhone 5c | × ロック解除不可 | × ロック解除不可 | × ロック解除不可 |
iPhone 6 / iPhone 6 Plus | × ロック解除不可 | × ロック解除不可 | × ロック解除不可 |
iPhone 6s / iPhone 6s Plus | ○ 要ロック解除 | ○ 要ロック解除 | ○ 要ロック解除 |
iPhone SE | ○ 要ロック解除 | ○ 要ロック解除 | ○ 要ロック解除 |
iPhone 7 / iPhone 7 Plus | ○ 要ロック解除 | ○ 要ロック解除 | ○ 要ロック解除 |
iPhone 8 / iPhone 8 Plus | ○ 要ロック解除 | ○ 要ロック解除 | ○ |
iPhone X | ○ 要ロック解除 | ○ 要ロック解除 | ○ |
なお、どのキャリアのiPhoneもSIMロックの解除が必要になります。
ワイモバイルはソフトバンク回線を利用した格安SIMですが、ソフトバンク版のiPhoneであっても、SIMロックの解除が必要になるということが注意すべき点です。
例外として、2017年8月以降に発売された機種であるiPhone 8 / iPhone 8 Plus / iPhone Xに関しては、ソフトバンク版をワイモバイルで使う場合はSIMロックの解除が不要になります。
iPhone 6以前の機種は、SIMロックの解除ができないため、ワイモバイルでは使うことができません。
ワイモバイルのスマホプランは月額1,980円〜
ワイモバイルのスマホ向けプランは「スマホプランS・M・L」。データ容量別で、小容量コースがS、標準的なコースがM、大容量コースがLとなっています。
各コースの月額料金とデータ容量は以下の通りです。
スマホプランS | スマホプランM | スマホプランL | |
---|---|---|---|
月間データ容量 (データ増量オプション適用時) | 3GB | 9GB | 21GB |
1年目 | 1,980円 | 2,980円 | 4,980円 |
2年目以降 | 2,980円 | 3,980円 | 5,980円 |
通話料 | 10分以内の国内通話がかけ放題 (10分を超過した分は20円/30秒) |
ポイントは、1年目の月額料金が割引で1,000円安くなること。また、最初の2年間はキャンペーンによって、2倍のデータ容量を利用できます。
月々3GB程度のデータ通信を使っている人なら、標準のスマホプランMを選べば良いです。また、データ通信をあまり使わず、料金を安くしたい人には、小容量のスマホプランSがおすすめできます。
ワイモバイルでiPhoneを使うメリット
10分かけ放題込みの月額料金
ワイモバイルのスマホプランの特徴は、音声通話の「10分かけ放題」が最初から付いていることです。
10分以内の国内通話を何度かけても通話料無料なので、10分を超える長電話をしない人なら、プランの月額料金だけで使えます。
他社の格安SIMでは、月々850円程度のオプションとして5分かけ放題を追加できることが多いですが、ワイモバイルならかけ放題が最初から込みで、10分以内と通話時間も長いのが魅力です。
また、他社では専用の通話アプリから発信しないと、かけ放題の対象にならない場合がほとんどですが、ワイモバイルなら通常の電話アプリから発信して、10分かけ放題を使うことができます。
端末代割引で機種変更も格安にできる
ワイモバイルのスマホプランには「月額割引」という端末代割引があり、機種変更も割安な価格で行うことができます。
月額割引は、大手キャリアの「月々サポート」「毎月割」などと似たもので、2年間にわたって月々の料金から一定額を割引。実際に支払う端末代(実質負担額)を引き下げることが可能です。
持ち込んだiPhoneが古くなって機種変更をする際に、端末代の負担が重くならないのがメリットです。
ワイモバイルのデメリットは3つ
一方、ワイモバイルのデメリットは以下の3つです。
・スマホプランは2年契約(2年縛り)
・ソフトバンクのiPhoneでもSIMロック解除が必要
・機種変更では月額割引が減額される
スマホプランは2年契約(2年縛り)
ワイモバイルのスマホプランは2年契約(2年縛り)となっていて、途中解約には違約金9,500円がかかります。
そのため、ワイモバイルを長く使うつもりであれば問題はありませんが、2年を待たずに他社へ乗り換えようと考えている人にはおすすめできません。
ソフトバンクのiPhoneでもSIMロック解除が必要
ワイモバイルで利用可能なiPhone機種の箇所でも説明した通り、ワイモバイルはソフトバンク回線を利用した格安SIMですが、ソフトバンクのiPhoneでもSIMロックの解除が必要です。
ソフトバンクのiPhoneだからといってメリットはありません。
なお、以前はソフトバンクからの乗り換えは「スマホプラン割引」が適用されず、月額料金が1,000円高くなっていました。
しかし、スマホプラン割引期間限定キャンペーンにより、2018年5月31日までに契約すれば、割引を特別に適用可能。ソフトバンクからの乗り換えでも、ドコモ・auからの乗り換えと同様の月額料金で利用できます。
機種変更では月額割引が減額される
端末代割引の月額割引は、他社からの乗り換えや新規契約のほうが割引額が大きく、機種変更では割引額が少なくなってしまいます。
ワイモバイルでスマホを購入するなら、乗り換え時や新規契約時のほうが有利です。
たとえば、iPhone SE 32GBモデルをスマホプランMで購入する場合、乗り換え・新規契約なら割引後の月々の端末代は500円ですが、機種変更では月額割引が500円減額となるので、月々の端末代は1,000円となっています。
参考>> ワイモバイルで購入できるiPhone SEの月額割引と実質負担額
もしも、iPhoneを持ち込むか、新たにスマホを購入するか迷っているなら、ワイモバイルへの乗り換え時にスマホを購入したほうが良いかもしれません。
SIMカードのみ購入で最大15,000円キャッシュバック
iPhoneを持ち込んで乗り換える場合、ワイモバイルではSIMカードだけを購入することになります。
現在、ワイモバイル公式オンラインストアでは、SIMカードのみ購入で最大15,000円の現金をキャッシュバックするキャンペーンが実施中です。
参考>> ワイモバイルのキャンペーンはSIMカードのみ購入で最大15,000円キャッシュバック
対象は、ドコモ・auからの乗り換え、または新規契約の場合。ソフトバンクからの乗り換えは対象外となっています。
スマホプランM・Lなら15,000円をキャッシュバック。スマホプランSでは10,000円のキャッシュバックがもらえます。
大手キャリアのMNP転出手数料やワイモバイルの契約事務手数料といった乗り換え費用を取り戻すことができ、お得にワイモバイルに移行できるチャンスとなっています。
まとめ
ワイモバイルでは、SIMロックを解除した大手キャリアのiPhone 6s以降の機種を利用できます。
スマホプランは10分かけ放題込みで月額1,980円〜。月額料金が1年目だけ安く、2年目以降は1,000円高くなること、2年契約で途中解約には違約金が必要になることには注意が必要です。
格安SIMの中でも、ワイモバイルの料金は最安というわけではありません。しかし、ソフトバンクが運営する格安ブランドであり、通信速度が速く、月額割引で割安に機種変更ができることがメリットです。
標準的なスマホプランM(6GB)では、月額料金は1年目が2,980円、2年目以降が3,980円。最安値ではありませんが、これでも大手キャリアで毎月8,000円以上を支払っている人なら、スマホ料金を半額以下にすることが可能です。
大手キャリアのiPhoneを使っていて、月々の料金を下げたいなら、キャンペーンでお得に乗り換えられるこの機会に、ワイモバイルに移行してみてはいかがでしょうか。
公式サイトはこちら>> ワイモバイル
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