現在mineo(マイネオ)を使っていて、UQモバイルへ乗り換えたいと考えてる人もいると思います。
mineoとUQモバイルは、au系格安SIMのツートップと言える存在です。以前auを使っていて、UQモバイルとどちらにしようか悩んだ結果、mineoのAプランを選んだという人も多いでしょう。
確かに、料金プランだけを見ればmineoのほうが割安でバリエーションも充実しています。
しかし、通信速度や端末代、割引のことを考えると、UQモバイルのほうがおすすめであり、乗り換えたほうが良いです。
以下で、mineoからUQモバイルに乗り換えるメリットと、具体的な乗り換え手順について解説していきます。
いま使っているmineoに不満のある人は、ぜひ最後まで読んで参考にしてください。
UQモバイルは通信速度が速い
UQモバイルのメリットは、何といっても通信速度が速いことです。
格安SIMで通信速度が速いのは、はっきり言ってUQモバイルとワイモバイルだけです。
mineoもそこまで遅いわけではないですが、大手キャリアのサブブランドであるUQモバイルとワイモバイルには及びません。
UQモバイルは低速モードでも速い
また、UQモバイルはデータ容量を消費しない節約モード(低速モード)の通信速度も比較的速いのが特徴です。
mineoの場合、節約モードの通信速度は最大200kbps。
しかし、UQモバイルの主力プランである「おしゃべりプラン」「ぴったりプラン」では、節約モードの通信速度が最大300kbpsとなっています。
節約モードは、プランのデータ容量を使い切った時に自動で切り替わるほか、「UQ mobileポータルアプリ」から手動で切り替えることも可能。
最大300kbpsの節約モードを活用しながら、こまめにデータ容量を節約することができます。
mineoを使っていて、通常時や節約モード時の通信速度でイライラした経験のある人なら、UQモバイルに乗り換えたほうがいいかもしれません。
UQモバイルはスマホが安く買える
UQモバイルのおしゃべりプラン・ぴったりプランは、2年縛りと引き換えに「マンスリー割」という端末代割引があり、スマホを安く購入できるのが特徴です。
たとえば、シャープのAQUOS senseは本体価格が28,900円。分割払いの場合、月々1,200円×24回+初回100円ですが、マンスリー割が−1,200円なので、月々に支払う端末代は0円です。
そのため、実質負担額は初回に上乗せされる100円だけとなっています。
参考>> AQUOS senseなどUQモバイルのおすすめ機種5選
また、ファーウェイのP20 liteの本体価格は28,900円(月々1,200円×24回+初回100円)。マンスリー割は−700円(プランM以上の場合)で、月々の端末代は500円です。
実質負担額は100円ではありませんが、月々500円×24回+100円=12,100円となり、半額以下で購入できます。
参考>> P20 liteはUQモバイルとワイモバイルのどちらで買うのが得か?
なお、P20 liteはmineoでも販売されていて、本体価格は29,400円。分割払いは可能ですが、端末代割引はありません。
つまり、mineoでP20 liteを買うと、UQモバイルより17,000円以上も負担が重くなります。
mineoに乗り換えた時に、大手キャリアのスマホを持ち込んだという人も多いかもしれません。
そろそろスマホが古くなり、新しく替えたいのであれば、スマホが安く買えるUQモバイルに乗り換えたほうが良いです。
UQモバイルは家族割引が手厚い
UQモバイルは、格安SIMの中でも家族割引が比較的手厚いことが特徴の一つです。
mineoにも「家族割引」がありますが、月々50円引きだけなので、メリットは大きくありません。
一方、UQモバイルでは、おしゃべりプラン・ぴったりプラン限定ではあるものの、家族割引によって2人目以降(2回線目以降)が月々500円引きとなります。
参考>> UQモバイルの家族割引は毎月500円引き
たとえば、おしゃべりプラン・ぴったりプランの最安コースであるプランSなら、月額1,480円で利用可能です。
家族みんなのスマホを買い替えて、月々の料金も安くしたいなら、UQモバイルに乗り換えるのがおすすめです。
UQモバイルのデメリットは2年縛りなど
UQモバイルのデメリットは料金プランがやや複雑なことであり、具体的には以下の3つです。
・主力プランが2年縛り
・2年目以降の料金が高くなる
・プランの種類が少ない
既述の通り、おしゃべりプラン・ぴったりプランには2年縛りがあり、途中解約の場合には違約金9,500円が発生します。
また、1年目の月額料金は割引によって安いものの、2年目以降は1,000円高くなるのもデメリットと言えます。
2年縛りのない「データ高速プラン」もありますが、月間3GBのコースしかなく、mineoと比べるとバリエーションは少ないです。
参考>> UQモバイルのデータ高速プラン・データ無制限プランを解説
もっとも、データ高速プランには端末代割引がないので、UQモバイルに乗り換えるメリットが薄れてしまいます。
UQモバイルとmimeoの料金を比較
はっきり言って、プランの月額料金だけを見れば、UQモバイルよりもmineoのほうが安いです。
同じデータ容量のプランで月額料金を比較してみると、以下のようになります。
UQモバイル | mineo | |
---|---|---|
プラン名 | おしゃべりプラン M | デュアルタイプ 6GB |
データ容量 | 6GB(2年間) | 6GB |
月額基本料 | 2,980円 (2年目以降 3,980円) | 2,190円 |
通話オプション | 0円 (5分かけ放題込み) | 850円 (10分かけ放題) |
合計月額料金 | 2,980円 (2年目以降 3,980円) | 3,040円 |
標準的なデータ容量(月間6GB)のおしゃべりプランMは月額2,980円。2年目以降は月額3,980円です。
おしゃべりプランは5分かけ放題付きなので、mineoの6GBプランに10分かけ放題のオプションを付けて比較しています。すると、1年目はUQモバイルが若干安いですが、2年目以降はmineoがはっきりと安いです。
しかし、端末代を考慮するならば、結果は異なります。
前述のP20 liteの端末代を加えて、2年間のトータルコストを比較してみると、UQモバイルのほうが6,000円以上もお得です。
UQモバイル | mineo | |
---|---|---|
プラン名 | おしゃべりプラン M | デュアルタイプ 6GB |
データ容量 | 6GB(2年間) | 6GB |
1年目 | 2,980円×12=35,760円 | 3,040×12=36,480円 |
2年目 | 3,980円×12=47,760円 | 3,040×12=36,480円 |
P20 lite端末代 | 12,100円 | 29,400円 |
合計 | 95,620円 | 102,360円 |
UQモバイルのデメリットは月額料金が高いことですが、このように端末代割引のメリットが上回るので、総合的にはUQモバイルがmineoより有利です。
実は安い?UQモバイルは公衆無線LANも使える
UQモバイルでは、オプションサービスで公衆無線LAN(Wi-Fiスポット)を無料で利用できます。
公衆無線LANのオプションサービスは「Wi2 300 for UQ mobile」。全国の空港、駅、喫茶店、レストランなどのWi-Fiスポットが利用できるサービスです。
「Wi2 300」は通常、月額362円となっているので、これが無料で使えること考えれば、実はmineoよりもUQモバイルのほうがお得だと言えます。
ちなみにUQモバイルでは、公衆無線LANを安全に使えるアプリ「ギガぞう」も利用可能です。
ギガぞうは月々500円の有料サービスですが、UQモバイル向けに無料プランも用意されています。無料プランでは一部のSSID(アクセスポイント)は利用できないものの、Wi2 300と同様のエリアで接続できます。
仮に、端末代割引のないデータ高速プラン(月間3GB)を利用する場合でも、公衆無線LANが使えることを考慮すれば、実はUQモバイルがmineoよりも安いです。
mineoでMNP予約番号を取得する方法
mineoからUQモバイルに乗り換えるには、まずMNP予約番号を取得する必要があります。
しかし、mineoのWebサイトでは、どこでMNP予約番号を取得できるのか分かりにくいので、以下で詳しく解説します。
まず、mineoのマイページのメニューの「登録情報の変更/サポート」から「解約・MNP予約番号発行」を選びます。
「解約・他社へのMNP転出をご検討のお客様へ」というページが表示されますが、ここでMNP予約番号の取得へと進むメニューがどこにも無いのが一番悩むポイント。
どうすれば良いかの正解は、どれでもいいので不満な点を選択肢から選択すること。
すると以下のようなページが表示されるので、「MNP予約番号発行(MNP転出)の方はこちら」を選ぶことができます。
次に、注意事項に同意して、解約理由のアンケートに答えると、その場でMNP予約番号を取得できます。
この予約番号を使って、UQモバイルに申し込むことで、mineoからUQモバイルに乗り換えが可能です。
MNP予約番号を取得するために電話で問い合わせる必要はないので、すべてネットで手続きすることができます。
なお、mineoのMNP転出手数料は2,000円。ただし、mineoの利用開始後12ヶ月以内にMNP転出する場合、違約金相当の9,500円が増額されて、手数料が11,500円になるので注意が必要です。
まとめ
UQモバイルはmineoと比べて、通信速度が速く、スマホが安く買えて、家族割引が手厚いことがメリットです。
一方、UQモバイルの主力プランには、2年縛りがあり、月額料金が高いというデメリットもあります。しかし、端末代割引でスマホが安く買えるというメリットが、それらのデメリットを上回るならUQモバイルを選んだほうが良いでしょう。
mineoからUQモバイルに乗り換えるなら、mineoでのMNP予約番号の取得から、UQモバイルの申し込みまで、すべてネットで手続きが可能です。
なお、UQモバイルに当サイトから申し込むと、現金キャッシュバックがもらえるキャンペーンが実施されています。
>> 最大18,000円、UQモバイルの現金キャッシュバック(当サイト限定)
おしゃべりプラン・ぴったりプランのSなら8,000円、Mなら9,000円の現金キャッシュバックがもらえます。
mineoからUQモバイルに乗り換えて、高速なデータ通信を楽しみつつ、スマホを安く購入したいなら、キャッシュバックがもらえるこのチャンスを逃さないでください。
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