UQモバイルのiPhone7が、2018年12月20日に販売開始されました。
格安のiPhoneを購入したい人にとって、Apple Payや防水に対応したiPhone7は注目の存在です。
UQモバイルでは、iPhone SEが販売終了となり、その代わりに登場したのがiPhone7です。なお、iPhone 6sも実質9,700円に値下げされて販売されています。
そこで気になるのが、
- UQモバイルのiPhone7は本当にお買い得なのか?
- UQモバイルで購入する際の注意点やデメリットは?
- iPhone7は今さら買うべき機種なのか?
といったところです。
結論から言うと、UQモバイルのiPhone7は実質負担額31,700円 12,500円〜(値下げされました)。
以下で詳しく解説していくので、最後まで読んで参考にしてください。
また、当サイトから申し込み限定のUQモバイルのキャッシュバックキャンペーンについても紹介しているので、見落とさないようにしてください。
UQモバイルのiPhone7は端末代割引があるのでお得
UQモバイル版iPhone7のラインナップと本体価格
UQモバイルで販売されているiPhone7は、32GBモデルと128GBモデルの2機種。大画面のiPhone7 Plusは取り扱われていません。
本体価格は、32GBモデルが58,100円、128Gモデルが70,100円。分割払いの場合の分割支払金は、以下のようになっています。
UQモバイル版 iPhone 7 本体価格 | ||
---|---|---|
32GBモデル | 一括払い | 58,100円 |
分割払い | 初回500円+2,400円×24回 | |
128GBモデル | 一括払い | 70,100円 |
分割払い | 初回500円+2,900円×24回 |
iPhone7のマンスリー割と実質負担額
UQモバイルには、「マンスリー割」という端末代割引があり、iPhone7を安く購入できます。
マンスリー割が適用されるのは、通話代込みのプランである「おしゃべりプラン」と「ぴったりプラン」のみ。どちらのプランもデータ容量別にS・M・Lという3つのコースがあります。
なお、プランSとM・Lでは、機種によってはマンスリー割の割引額が異なる場合がありますが、iPhone7は同額。
32GBモデルの場合、マンスリー割の割引額は以下の通りで、割引後の月々の端末代は500円です。
32GBモデル | プランS・M・L |
---|---|
分割支払金(24回) | 2,400円 |
マンスリー割(24回) | −1,900円 |
月々の端末代 | 500円 |
実質負担額 | 12,500円 (初回500円+500円×24回) |
端末代の実質負担額は、初回に上乗せされる500円を加えて、12,500円となっています。
一方、128GBモデルでも、マンスリー割は1,900円。
128GBモデル | プランS・M・L |
---|---|
分割支払金(24回) | 2,900円 |
マンスリー割(24回) | −1,900円 |
月々の端末代 | 1,000円 |
実質負担額 | 24,500円 (初回500円+1,000円×24回) |
割引後の月々の端末代は1,000円で、32GBモデルよりも月々500円高くなります。
128GBモデルの実質負担額は24,500円です。
SIMフリー版iPhone7の本体価格と比較
iPhone7は、アップルの公式オンラインストアなどでSIMフリー版を購入することも可能です。
UQモバイルでのiPhone7の実質負担額と、SIMフリー版の価格を比べると、以下のようになります。
32GBモデル | プランS・M・L | |
---|---|---|
UQモバイル版 | 本体価格(参考) | 58,100円 |
実質負担額 | 12,500円 | |
SIMフリー版 | 50,800円 | |
差額 | −38,300円 |
32GBモデルの場合、SIMフリー版よりも38,300円安くなります。
128GBモデル | プランS・M・L | |
---|---|---|
UQモバイル版 | 本体価格(参考) | 70,100円 |
実質負担額 | 24,500円 | |
SIMフリー版 | 61,800円 | |
差額 | −37,300円 |
また、128GBモデルでは、SIMフリー版よりも37,300円安くなる計算です。
UQモバイル版iPhone7の月々の維持費
マンスリー割適用後の月々の端末代と、おしゃべりプラン・ぴったりプランの月額料金を組み合わせると、iPhone7の毎月の維持費は以下のようになります。
まず、32GBモデルの場合、維持費が一番安いのはデータ容量が月間3GBのプランSを選んだときで、合計月額2,480円です(1年目)。
プランS | プランM | プランL | |
---|---|---|---|
月間データ容量 | 3GB | 9GB | 21GB |
基本料金 | 1,980円 (14ヶ月目以降は2,980円) | 2,980円 (14ヶ月目以降は3,980円) | 4,980円 (14ヶ月目以降は5,980円) |
分割支払金 | 2,400円 | ||
マンスリー割(24ヶ月間) | −1,900円 | ||
合計月額料金 | 2,480円 (2年目 3,480円、3年目以降 2,980円) | 3,480円 (2年目 4,480円、3年目以降 3,980円) | 5,480円 (2年目 6,480円、3年目以降 5,980円) |
(実質負担額) | 12,500円 |
一方、128GBモデルの場合、合計月額料金は以下の通りです。
プランS | プランM | プランL | |
---|---|---|---|
月間データ容量 | 3GB | 9GB | 21GB |
基本料金 | 1,980円 (14ヶ月目以降は2,980円) | 2,980円 (14ヶ月目以降は3,980円) | 4,980円 (14ヶ月目以降は5,980円) |
分割支払金 | 2,900円 | ||
マンスリー割(24ヶ月間) | −1,900円 | ||
合計月額料金 | 2,980円 (2年目 3,980円、3年目以降 2,980円) | 3,980円 (2年目 4,980円、3年目以降 3,980円) | 5,980円 (2年目 6,980円、3年目以降 5,980円) |
(実質負担額) | 24,500円 |
なお、UQモバイルには家族割引もあるので、家族で使う場合、2人目以降は毎月500円引き(月額1,480円〜)で利用可能です。
参考>> UQモバイルの家族割引は毎月500円引き
UQモバイルでiPhone7を購入する注意点
おしゃべりプラン・ぴったりプランは2年縛り
UQモバイルでiPhone7を購入する際の注意点の一つは、マンスリー割が適用されるおしゃべりプラン・ぴったりプランが“2年縛り”のプランであることです。
2年以内に解約した場合は、違約金9,500円が発生します。
また、途中解約の場合はマンスリー割も途中で終了してしまうため、割引をフルで受けることができず、実質負担額が増えてしまいます。
そのため、2年以内に解約するつもりであれば、UQモバイルでのiPhone7の購入はおすすめできません。
通話代込みのプランなので割高
もうひとつの注意点は、おしゃべりプラン・ぴったりプランは通話代込みのプランであることです。
おしゃべりプランは5分かけ放題、ぴったりプランは無料通話が付いたプランとなっていて、他の格安SIMと比べると月額料金はやや高めです。
そのため、音声通話をほとんど使わない人には、おしゃべりプラン・ぴったりプランはあまりおすすめできません。
SIMロックがかかっている
まだ、UQモバイルで販売されるiPhoneにはSIMロックがかかっていることにも注意が必要です。
SIMロックの解除を申し込めるのは、一括払いの場合を除いて、購入から101日目以降。
SIMロックの解除は、会員サイトの「my UQ mobile」なら無料で手続きができますが、UQお客様センターに電話する場合は、3,000円の手数料が発生します。
2年後に、他社の格安SIMなどに乗り換えることを考えているのなら、留意しておきましょう。
iPhone SEとの違いは? iPhone7の機種の特徴をおさらい
最後に、iPhone7の機種の特徴をおさらいしておきます。
iPhone7は、2年前の2016年9月に発売されたやや古い機種となります。
しかし、iPhone版のおサイフケータイともいえる「Apple Pay」に対応しているほか、防水にも対応しているので、最新機種と比べてそこまで機能が見劣りするわけではありません。
iPhone XS・XRといった最新機種は、パソコンが買えてしまうほどの高価格になっているので、型落ちでリーズナブルなiPhoneを購入するという戦略は有効です。
また、最新iPhoneでは廃止されてしまったホームボタンを搭載し、指紋認証(Touch ID)が利用できるのもメリットです。
ステータスよりも実用性やコストパフォーマンスを重視するなら、iPhone7を選ぶべきです。
前機種のiPhone 6s、iPhone SEと比較すると、前述の通りApple Payに対応してSuicaなどの電子マネーが利用できること、水深1mで最大30分の耐水性能という防水に対応していることが一番の違い。
iPhone 7 | iPhone 6s | iPhone SE | |
---|---|---|---|
ディスプレイ | 4.7インチ | 4.7インチ | 4インチ |
画面解像度 | 1,334 x 750 | 1,334 x 750 | 1,136 x 640 |
カメラ | メイン:約1,200万画素 | メイン:約1,200万画素 | メイン:約1,200万画素 |
サブ:約700万画素 | サブ:約500万画素 | サブ:約120万画素 | |
OS | iOS 12.1.4 | iOS 12.1.4 | iOS 12.1.4 |
CPU | A10 Fusionチップ | A9チップ | A9チップ |
内蔵メモリ | − | − | − |
内蔵ストレージ | 32GB または 128GB | 32GB または 128GB | 32GB または 128GB |
外部メモリ | 非対応 | 非対応 | 非対応 |
寸法 | 138.3×67.1×7.1mm | 138.3×67.1×7.1mm | 123.8×58.6×7.6mm |
重量 | 138g | 143g | 113g |
バッテリー容量 | − | − | − |
連続通話時間 | 最大14時間 | 最大14時間 | 最大14時間 |
連続待受時間 | 最大10日間 | 最大10日間 | 最大10日間 |
Wi-Fi | IEEE802.11a/b/g/n/ac | IEEE802.11a/b/g/n/ac | IEEE802.11a/b/g/n/ac |
Bluetooth | 4.2 | 4.2 | 4.2 |
防水 | ◯ | × | × |
防塵 | ◯ | × | × |
Apple Pay(FeliCa) | ◯ | × | × |
指紋認証 | ◯ | ◯ | ◯ |
テザリング | ◯ | ◯ | ◯ |
緊急地震速報 | ◯ | ◯ | ◯ |
本体価格(32GBモデル) | 一括:58,100円 | 一括:55,300円 | (販売終了) |
分割:500円+2,400円×24回 | 分割:100円+2,300円×24回 | − | |
マンスリー割 | −1,900円 | −1,900円 | − |
月々の端末代 | 500円 | 400円 | − |
実質負担額 | 12,500円 | 9,700円 | − |
一方、デメリットとしては、iPhone 6sまで搭載されていたイヤホンジャックがなくなり、Lightning端子でイヤホンを接続することが挙げられます。
なお、iPhone 8以降に搭載されているワイヤレス充電には非対応です。
とにかく、iPhone 7の一番のメリットはApple Payと防水に対応していて、それをUQモバイルなら実質1万円台で購入できることです。
しかし、これらの機能が必要ないという人なら、実質9,700円〜で購入できるUQモバイル版のiPhone 6sのほうがおすすめといえます。
参考>> UQモバイルのiPhone 6sは実質9,700円〜
まとめ:最大13,000円還元のキャンペーンも
UQモバイルのiPhone7は、実質負担額が12,500円〜で、SIMフリー版よりも3万円以上も安く購入できることが特徴。
端末代込みで月々2,480円〜という維持費で利用できるので、Apple Payに対応したiPhoneを安く運用したい人にはおすすめと言えます。
ただし、端末代割引のマンスリー割が適用されるおしゃべりプラン・ぴったりプランが、2年縛りであることには注意。UQモバイルを長く使い続けるつもりがないなら、選ばないほうが良いでしょう。
なお、当サイトからの申し込み限定で、最大13,000円の現金がもらえるUQモバイルのキャッシュバックキャンペーンが実施されています(9月30日まで)。
たとえば、おしゃべりプラン・ぴったりプランのLなら13,000円、Mなら11,000円、Sなら10,000円のキャッシュバックがもらえます。
UQモバイルのiPhone7をさらにお得に入手できるチャンスとなっているので、格安にiPhoneを入手しつつ、月々の料金も安くしたいなら、この機会を逃さないようにしてください。
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