UQモバイルへの乗り換えを検討していて、スマホが壊れたときの端末保証サービスが気になってる人も多いと思います。
結論から言うと、UQモバイルには3種類の端末保証サービスがあり、iPhoneを持ち込む人でなければ誰でも加入することが可能です。
この記事では、UQモバイルの3つの端末保証サービスについて、特徴と注意点を解説していきます。
UQモバイルの端末保証サービスの概要
UQモバイルの端末保証サービスは以下の3つです。
サービス名 | 対象機種 | 月額利用料 |
---|---|---|
端末補償サービス | UQモバイルで購入したAndroidスマホ | 380円 |
AppleCare+ for iPhone | UQモバイルで購入したiPhone | iPhone 6s / 7:617円 iPhone SE:534円 |
つながる端末保証 | 持ち込みのAndroidスマホ | 500円 |
いずれも月額制のオプションサービスとなっていて、それぞれ対象機種が異なっています。
- UQモバイルで購入したAndroidスマホなら「端末補償サービス」
- UQモバイルで購入したiPhoneなら「AppleCare+ for iPhone」
- 持ち込みのAndroidスマホの場合は「つながる端末保証」
対象機種が決まってるので、どのサービスに加入しようか迷うことはありません。
なお、UQモバイルに大手キャリアからiPhoneを持ち込む場合は、端末保証サービスに加入できません。
UQスマホで加入できる「端末補償サービス」
UQモバイルで購入したAndroidスマホで加入できるのが「端末補償サービス」。月額380円のオプションサービスです。
端末補償サービスの特徴3つ
- 壊れた端末を5,000円〜で交換
- 水濡れ・全損の修理代が上限5000円に
- 盗難・紛失は10,000円を補填
端末補償サービスの特徴は、無償または低料金で故障したスマホの交換ができること。購入して1年目の自然故障の場合は、無償で端末交換が可能です。
また、2年目以降の自然故障や、本人の過失による部分破損、水濡れ、全損の場合でも、低料金で端末交換ができます。1年間に2回まで利用でき、1回目が5,000円、2回目が8,000円で端末交換が可能です。
預かり修理に関しては、端末補償サービスに入っていない場合、全額自己負担となってしまう、2年目以降の自然故障、部分破損、水濡れ、全損の修理代を上限5,000円で済ますことができます。
また、端末の紛失や盗難にも対応しているのが端末補償サービスの特徴。盗難・紛失に遭った場合に、UQモバイルで端末を購入すると、1万円が補填されます。
端末補償サービスの注意点
注意点としては、スマホを預かり修理に出す際に、代用機を借りる場合、利用料がかかるということです。通常1,500円の代用機利用料がわずかに安くなるものの、それでも1回につき1,000円がかかり、無償ではありません。
また、端末補償サービスは、UQモバイルでのスマホ購入時にしか加入できないことにも注意が必要です。さらに、オプションを途中でやめた場合は、再加入が不可となっています。
UQ版iPhoneなら「AppleCare+ for iPhone」
UQモバイルでiPhoneを購入した場合に加入できるのが「AppleCare+ for iPhone」(AppleCare)です。
オプションの月額利用料は機種ごとに異なり、iPhone 6s / 7は617円、iPhone SEは534円となっています。
AppleCare+ for iPhoneの特徴3つ
- ハードウェア製品保証が2年間に延長
- 画面割れが3,400円で修理可能
- テクニカルサポートも2年間に
AppleCare+ for iPhone | (参考)非加入 | ||
---|---|---|---|
ハードウェアサービス | ハードウェアの不具合や バッテリーの劣化に対する 無償修理または交換 | 2年間 | 1年間 |
過失や事故による損傷への 修理または交換 | 画面の損傷 | 3,400円 | 実費 |
その他の損傷 | 11,800円 | ||
テクニカルサポート | 電話やWebによる 無償テクニカルサポート | 2年間 | 1年間 |
iPhoneを購入すると、通常1年間のハードウェア製品保証が付いていて、1年以内に不具合やバッテリーの劣化が起きた際には、無償の修理や交換が可能です。AppleCareに加入すると、このハードウェア製品保証が2年間に延長されます。
また、画面割れなど過失や事故によってiPhoneを損傷した際には、低料金で修理を受けることが可能。修理代は画面割れが3,400円、その他の損傷が11,800円で、2年間で最大2回まで利用できます。
さらに、電話やWebによる無償のテクニカルサポートも、通常1年間のところが2年間に延長されます。
AppleCare+ for iPhoneの注意点
AppleCareの注意点は、UQモバイルでのiPhone購入と同時にしか加入できないことです。
なお、店舗やオンラインのAppleストアでは、購入から30日以内であればAppleCareに加入することができますが、2年分の料金の一括払いのみとなっています。
月額料金で利用できることが、UQモバイルでAppleCareに加入するメリットです。
持ち込みスマホなら「つながる端末保証」
UQモバイルにスマホを持ち込んだときに加入できるのが「つながる端末保証」。月額500円のオプションサービスです。
なお、iPhoneは対象外。Androidスマホは大手キャリア版やSIMフリー版を問わず、加入することができます。
つながる端末保証の特徴3つ
- 年2回、5万円限度で無償修理
- 修理不可の場合は4,000円〜で交換
- メーカー認定の正規代理店が修理
つながる端末保証に入っていれば、自然故障や破損・水没による故障の無償修理が可能。
修理1回あたりの限度額が5万円となっていて、その範囲内であれば支払いが必要ありません。1年間に2回まで利用できます。
また、修理が不可能な場合は、低料金で端末交換が可能。1年間に2回まで利用でき、1回目が4,000円、2回目が8,000円で、UQモバイルの指定機種との交換ができます。(交換回数は毎年リセット)
なお、つながる端末保証での修理は、スマートフォンの各メーカーが認定した正規修理店が実施。安心・安全に修理が受けられるのも特徴のひとつです。
つながる端末保証の注意点
修理を受けるためには、あらかじめ端末の登録が必要です。UQモバイルのSIMカードを挿入した上で、専用サイトから端末の登録を行います。
そのため、すでに画面割れなどで操作不能な端末では、登録できないので注意してください。
また、日本で正規販売されてない海外版スマホは保証対象外。非正規の修理店で修理を受けたことがある端末も、改造品として保証対象外となってしまいます。
端末保証サービスは入るべきなのか?
これらの端末保証サービスに入っていれば、無償または低料金で修理を受けたり、端末を交換することが可能になります。
加入しておけば安心であることは確実ですが、その分、月々の料金が高くなってしまうので、すべての人にとってメリットがあるわけではありません。
しかし、スマホをよく壊してしまう人、とりわけ「自分でもよく分からないけど、なぜかスマホがよく壊れる」という人は、普段から壊れやすい扱い方をしてる可能性があるので、加入したほうが良いでしょう。
また、持ち込みスマホ向けのつながる端末保証は、5万円までの修理が無償になるので手厚い印象もありますが、機種によっては加入すべきかは微妙です。
UQモバイルに持ち込む時点で、すでに2、3年は使っていると考えられるので、月々500円を払ってまで保証を付けるのが良いのかは、よく考えたほうが良いです。
最新のGalaxyやXperiaのような高額機種であればまだしも、古くて安い機種に保証を付けるくらいなら、UQモバイルで実質100円のスマホを購入したほうが割安にできるでしょう。
まとめ
UQモバイルには、3種類の端末保証サービスがあります。
- UQモバイルのAndroidスマホ →「端末補償サービス」
- UQモバイルのiPhone →「AppleCare+ for iPhone」
- 持ち込みのAndroidスマホ →「つながる端末保証」
なお、UQモバイルにiPhoneを持ち込む場合は、端末保証サービスには入れないことには注意してください。
端末保証サービスに加入すれば、無償や低料金で修理・交換が可能になりますが、何よりも端末を壊さないようにするのが一番。カバーを装着するなどして、日頃からスマホを大事に扱うように気をつけたいところです。
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