UQモバイルから販売されているシャープの「AQUOS sense2」が気になっている人もいると思います。
AQUOS sense2は、おサイフケータイや防水に対応したSIMフリーAndroidスマホ。UQモバイルでは実質24,100円で購入できます。
この記事では、端末写真やスクリーンショットとともにAQUOS sense2の特徴や価格を詳しく解説していきます。
結論から言うと、AQUOS sense2はレガシー感のある正統派の格安スマホであり、とりわけホームボタンのある旧型iPhoneが気に入っていた人におすすめできます。
おサイフケータイや防水に対応した格安スマホを使いたい人なら、AQUOS sense2を選ぶといいでしょう。
国産ならではのおサイフ・防水対応スマホ
UQモバイルから2018年11月22日に発売されたのが、シャープのSIMフリーAndroidスマホ「AQUOS sense2」です。
AQUOS sense2の一番の特徴は、いわゆる“日本仕様”の機能である、おサイフケータイや防水・防塵に対応していること。
楽天Edyやnanacoなどの電子マネーを格安スマホで活用したい人には、最有力候補となる機種です。
おサイフケータイや防水などの日本仕様の機能に対応しているのも、国内メーカーであるシャープならでは。
もっとも、シャープは台湾・鴻海傘下になっていますが、今でも「国産」ということでシャープに安心感を感じる人も一定数いるようです。

ガラケーからのデータ移行ができるのも国内メーカーならでは
AQUOS sense2は、現在もUQモバイルで販売されている「AQUOS sense」の後継機種にあたります。
前機種との違いは、画面が縦に長くなり、ディスプレイが5インチから5.5インチに大きくなったこと。
しかしながら横幅はわずかに小さくなり、片手での持ちやすさは向上しています。

左から、AQUOS sense2、iPhone X、iPhone 6で端末サイズを比較
流行りのノッチ付きスマホではない
なお、前機種よりも画面は大きくなりましたが、最新スマホで流行りの“ノッチ付き”スマホではありません

ノッチ付きスマホの参考例
ディスプレイが長方形ではなくなる“ノッチ”には賛否両論ありますが、「ノッチが気持ち悪い」と感じる人なら、従来型のデザインであるAQUOS sense2は最適と言えます。
ホームボタンのように使える指紋センサーを搭載
AQUOS sense2の端末前面下部には、指紋センサーが搭載されています。
アップルの新型iPhoneでは、ホームボタンを廃止してディスプレイを大きくしていますが、ディスプレイの大きさを犠牲にしてでも、指紋センサーの便利さを残しているのがAQUOS sense2のこだわりです。
なお、AQUOS sense2の指紋センサーは、設定で操作をカスタマイズすることが可能。
画面下部にある「戻る」「ホーム」「履歴」というナビゲーションキーを非表示にして、指紋センサーのタッチやスワイプに「ホーム」「戻る」などの操作を割り当てられるので、指紋センサーをiPhoneのホームボタンのように使えます。
そのため、ホームボタンがある従来型のiPhoneが気に入っていた人、やたらと高価格な上にホームボタンもない新型iPhoneには乗り換えたくない人には、AQUOS sense2は特におすすめできます。
ちなみにAQUOS sense2では、インカメラによる顔認証も利用できるので、指紋認証と顔認証を併用することも可能です。
メインカメラはシングルレンズで1,200万画素
AQUOS sense2は、1,200万画素のメインカメラ、800万画素のインカメラを搭載しています。
最新スマホでは、デュアルレンズなどのレンズが複数ある機種も増えていますが、AQUOS sense2はシンプルなシングルレンズを採用。
かといってカメラ機能に力を入れていないわけではなく、AIが被写体に最適なモードを識別して撮影できる機能も搭載しています。
以下で、AQUOS sense2で撮影した写真を紹介していきます。
UQモバイルから同日発売されたOPPOの「R17 Neo」と比較すると、R17 Neoのほうがより鮮やかな写真が撮れますが、AQUOS sense2の写真はいわば“よりナチュラル”です。
なお、上記はいずれも初期設定である「AIオート」で撮影を行っていますが、カメラ画面から撮影モードを変更することも可能です。

くっきりモード(右)で撮影すると、深みのある色合いになる
AQUOS sense2のその他のスペック
AQUOS sense2は、Snapdragon 450というエントリー機向けの8コアCPUを搭載。
また、メモリは3GB、内蔵ストレージは32GBとなっています。内蔵ストレージは小容量ですが、最大512GBのmicroSDカードを利用することが可能です。
ディスプレイにはシャープ独自の省電力性能を備えたIGZO液晶を搭載。それにより、最大待受時間は650時間、最大通話時間は1,910分と、バッテリーを長持ちさせられるのも特徴のひとつです。

SIMピンを使わずに、開閉できるSIMトレイも特徴のひとつ
AQUOS sense2 | |
---|---|
ディスプレイ | 約5.5インチ |
画面解像度 | 1080×2160 |
カメラ | メイン:1,200万画素 |
サブ:800万画素 | |
OS | Android 8.1 |
CPU | Snapdragon 450(1.8GHz/8コア) |
内蔵メモリ | 3GB |
内蔵ストレージ | 32GB |
外部メモリ | microSDXC 最大512GB |
寸法 | 約148×71×8.4mm |
重量 | 約155g |
バッテリー容量 | 2,700mAh |
連続通話時間 | 不明 |
連続待受時間 | 不明 |
最大下り速度 | 最大150Mbps |
Wi-Fi | IEEE802.11 a/b/g/n/ac |
Bluetooth | 4.2 |
防水 | ◯(IPX5/IPX8) |
防塵 | ◯(IP6X) |
おサイフケータイ | ◯ |
指紋認証/顔認証 | ◯/◯ |
テザリング | ◯ |
緊急地震速報 | ◯ |
本体価格 | 一括:28,800円 |
24回払い:1,200円/月 | |
36回払い:800円/月 |
UQモバイル版AQUOS sense2は実質24,100円で購入可能
AQUOS sense2のUQモバイルでの本体価格は33,700円(月々1,400円×24回+100円)。
おしゃべりプラン・ぴったりプランでは端末代割引の「マンスリー割」が利用できるため、割引適用後の端末代は月々1,000円になります。
初回に加算される100円を加えて、実質負担額は24,100円(月々1,000円×24回+100円)となっています。
全体的な性能は決して高いわけではなく、価格相応と言えますが、それでもおサイフケータイや防水に対応したスマホが実質2万円台で購入できるのはリーズナブルです。
しかし、画面サイズの大きさにこだわらず、型落ちでも良い場合は、割引後の端末代が月々0円で、実質100円で購入できる前機種のAQUOS senseを検討したほうが良いでしょう。
また、おサイフケータイや防水といった日本仕様の機能が必要でないのであれば、同じく実質24,100円で購入でき、よりコストパフォーマンスに優れているOPPOのR17 Neoを選ぶことをおすすめします。
まとめ
UQモバイルで購入できるシャープの「AQUOS sense2」は、おサイフケータイや防水・防塵に対応しているのが最大の特徴。
UQモバイルでおサイフケータイや防水に対応した最新スマホが欲しいなら、AQUOS sense2を選ぶべきです。
実質負担額は24,100円となっていて、価格と内容のバランスは見合っています。
“ノッチ”のないレガシーなデザインで、ナビゲーションキーの代わりになる指紋センサーも搭載しているので、ホームボタンを搭載した従来型のiPhoneが気に入っている人には特におすすめできます。
今までと似た使い勝手を再現できて、なおかつ最新機種であるAQUOS sense2を購入して、UQモバイルに乗り換えてみてはいかがでしょうか。
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