格安SIMのLINEモバイルで、データの繰り越しができるのか疑問に思っている人もいるかもしれません。
結論から言うと、LINEモバイルでは、データの繰り越しが可能です。あまりデータ通信を使わず、余らせてしまったときでも、翌月にデータを繰り越して、効率よく使うことができます。
ただし、繰り越し可能なデータにはいくつか条件があるので、以下で詳しく解説していきたいと思います。
利用プランの基本データ量は翌月まで繰り越し
まず、契約しているプランの基本データ量が余った場合、翌月まで繰り越すことができます。
たとえば、月間3GBのコミュニケーションフリープランで2GBを消費し、1GBが余ったら、その1GBが繰り越されて、翌月は合計4GBのデータ量を利用可能です。
ただし、繰り越されるのは、基本データ量の上限まで。上記の例で、合計4GBとなった次の月にあまりデータ量を使わず、3.5GBが余ったとしても、翌々月に繰り越されるのは、プランの基本データ量である3GBまでとなります。
ちなみに、格安SIMでは、会社によって1GB=1,000MBで計算される場合もありますが、LINEモバイルの場合は、1GB=1,024MBでの計算となります。
公式サイトをチェック>> LINEモバイル
追加したデータ量も翌月まで繰り越し可能
追加購入したデータ量も、翌月まで繰り越すことができます。
追加したデータ量は、基本データ量とは関係なく繰り越しが行われます。たとえば、基本データ量を3GBまるごと繰り越したとしても、追加したデータ量については別口で繰り越しが可能です。
もっとも、データ量を追加購入するときというのは、基本データ量が足りないときなので、上記のような状況はあまり考えられません。
追加したデータ量の有効期限は、購入した月の翌月末までなので、翌々月に繰り越すことはできません。
データ量が消費される優先順位
データの繰り越しが可能でも、「繰り越したデータ量よりも、先に基本データ量が消費されてしまったら…」と思うかもしれませんが、その心配は無用です。
データ量が消費される優先順位は、
前月の繰り越り分→基本データ量→追加購入したデータ量
となっていて、まず繰り越したデータ量から消費されます。そのため、繰り越し分だけでまかなえる月であれば、翌月に基本データ量がまるごと繰り越されるというケースもあり得ます。
公式サイトをチェック>> LINEモバイル
データプレゼントは繰り越し不可
LINEモバイルには、「LINE」のアプリ上で友達にデータ量をプレゼントしたり、もらったりすることができる「データプレゼント」という機能があります。
このデータプレゼントでもらったデータ量については、繰り越しが不可となっていて、もらった月内に使う必要があります。なので、データプレゼントは「今月はデータ量が残り少なくてピンチ!」というときに使ってみるのが良さそうです。
なお、データプレゼントも含めると、データ量が消費される優先順位は、
前月の繰り越し分→データプレゼント→基本データ量→追加購入したデータ量
となります。
キャンペーンによるデータ増量も繰り越し
LINEモバイルでは現在、「デビュー応援キャンペーン」を実施中です。
月間3GB以上のコミュニケーションフリープラン、MUSIC+プランに新規契約した場合、最大3ヶ月連続で毎月3GB(合計9GB)のデータ量が増量されます。
たとえば、月間3GBのプランであれば、3ヶ月間は合計6GBを利用できます。
このキャンペーンによって付与される3GBのデータ量についても、翌月まで繰り越し可能です。ただし、データプレゼントに使用することはできません。
キャンペーン期間は2017年3月31日まで。この日までに、利用開始日を迎えることが条件となります。申し込みや本人確認が完了していても開通が完了していないとキャンペーンの対象外になってしまうので、ご注意ください。
公式サイトをチェック>> LINEモバイル
実際のデータ繰り越し状況は?
参考までに、1月にLINEモバイルへ乗り換えた、当サイト管理人のデータの繰り越し状況を紹介したいと思います。
参考>> LINEモバイルにMNPで乗り換えた
プランは、月間3GBのコミュニケーションフリープランを使用。デビュー応援キャンペーンにより、2月のデータ量は+3GBの計6GBでした。
1月の繰り越し分もあり、2月は基本データ量を全く消費しなかったため、6GBがまるごと繰り越されています。結果、3月10日現在の残りのデータ量は、3月分の基本データ量3GBと、キャンペーンによる+3GBを合わせて、約12GBという状況になっています。
この使用状況を見る限り、デビュー応援キャンペーンの対象外ではありますが、月間1GBのLINEフリープランでも十分だったかもしれません…。
参考>> LINEモバイルのプラン詳細
まとめ
このように、LINEモバイルでは、契約しているプランの基本データ量と追加購入したデータ量、キャンペーンで増量されたデータ量を繰り越すことが可能です。
データ量は繰り越し分から優先的に消費されるので、より多くのデータ量を繰り越すことができます。
LINEモバイルといえば、LINEのデータ消費がゼロになるというカウントフリーが特徴です。また、3GB以上のプランなら、LINEに加えて、Twitter・Facebook・Instagramのデータ消費もゼロになるので、他の用途にたっぷりデータを使えます。
さらに、データの繰り越しにも対応しているので、契約しているプランの基本データ量が少なくても、より効率的にデータを活用することができるでしょう。
LINEモバイルが気になる方は、ぜひ公式サイトをチェックしてみてください。
公式サイトはこちら>> LINEモバイル
LINEモバイル
LINEモバイルは、LINEが使い放題で月額500円〜の格安SIMです。LINEのトーク・無料通話をどれだけ使っても、データ容量を消費しません。月間3GB以上のプランでは、Twitter・Facebook・Instagramも使い放題に。SNSを使いすぎても、もう月末の速度制限には悩まされません!
- LINE・主要SNSのデータ消費がゼロ!
- LINEの年齢認証・ID検索に対応する唯一の格安SIM
- 音声通話SIMの3GBプランは月額1,690円
サービス概要
初期費用 | |
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契約事務手数料 | 3,000円 |
SIMカード発行手数料 | 400円 |
データ通信 | |
通信速度 | 受信最大375Mbps / 送信最大50Mbps |
通信速度制限 | 月間データ容量を超えた場合は 送受信最大200kbps |
データの繰り越し | 翌月まで |
追加チャージ料金 | 500MB/500円、1GB/1,000円、3GB/3,000円 |
SMS送受信料 | 国内送信 3〜30円/通 海外へ送信 50〜500円/通(非課税) 海外で送信 100円/通(非課税) 受信 0円 |
オプションサービス | |
留守番電話サービス | 300円/月 |
割込通話サービス | 200円/月 |
着信転送サービス | 0円/月 |
フィルタリング | 無料 (フィルタリングアプリ i-フィルター) |
端末保証 | 450円/月 (LINEモバイル購入端末を有償で交換) |
持込端末保証 | 500円/月 (持込端末を有償で修理・交換) |
各種手数料 | |
SIMカード再発行 | 要問合せ |
SIMカードサイズ変更 | 3,000円 |
MNP転出料 | 3,000円 |
解約金 | 契約解除料9,800円 (最低利用期間内の解約の場合) |
最低利用期間と料金支払方法 | |
最低利用期間 | 12ヶ月:音声通話対応SIM なし:データSIM(データのみ、SMS付き) |
料金支払方法 | クレジットカード / LINE Pay / LINE Payカード |
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