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iPhone XRがXSよりも売れないであろう3つの理由。高価格化がiPhone離れを加速?

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アップルが新型スマホ3機種「iPhone XS」「iPhone XS Max」「iPhone XR」を発表しました。

iPhone XS / XS Maxは9月21日より販売開始、iPhone XRは10月26日より販売開始されます。

3機種の中でも「手頃な価格で魅力的」「手軽に持てるiPhone」などとしてメディアで報じられてるのがiPhone XRです。

しかし、iPhone XRはXSよりも売れないと予想します。

今回の新機種のラインナップは、iPhoneがさらなる高価格化へ舵を切ったことを意味していて、ユーザーのiPhone離れを加速させるでしょう。

この記事では、iPhone XRがXSよりも売れないと思う3つの理由を解説していきます。

iPhone XRはiPhone 8の後継機種ではない

昨年発売されたiPhone 8 / 8 Plus / Xの3機種では、iPhone 8がiPhone 7の後継機種であり、iPhone Xは先進的なモデルという位置付けでした。

iPhone 8がフラグシップ(主軸)であり、実際にiPhone XよりもiPhone 8が多く売れています(参考記事)。

しかし、今回の3機種ではiPhone Xの後継機種であるiPhone XSがフラグシップ。iPhone XRはフラグシップではなく、iPhone 8の後継機種でもありません。

iPhone XRを含めて今回の3機種は、端末前面がほとんどディスプレイという“全画面スマホ”となっていて、iPhoneの象徴であった「ホームボタン」が廃止されています。そのため、顔認証(Face ID)よりも使いやすい指紋認証(Touch ID)はiPhone XRでは利用不可。

iPhone 8がiPhone Xよりも優れていた部分を、何も受け継いでいないのがiPhone XRです。

また、iPhone XS Maxという大画面モデルがあることからも、iPhone XSがフラグシップであることを確認でき、以下の図のようにフラグシップのラインが変更されたと言えます。

iPhone系統図

iPhone XRは、あくまで廉価版の位置付け。iPhoneの正統進化からは外れた機種となっています。

iPhone XRは廉価版なのに高額

iPhone XRを含む3機種のSIMフリー版本体価格は以下の通りです。

SIMフリー版
本体価格(税抜)
iPhone XRiPhone XSiPhone XS Max
64GB84,800円112,800円124,800円
128GB90,800円
256GB101,800円129,800円141,800円
512GB152,800円164,800円

本体価格が10万円以上で、容量によっては20万円近くになるiPhone XS / XS Maxに比べると、廉価版のiPhone XRはたしかに安く見えます。

しかし、昨年のフラグシップだったiPhone 8の発売時の本体価格(78,800円)よりも、廉価版のiPhone XRのほうが高くなっています。

SIMフリーのAndroidスマホなら、現在一番人気のファーウェイの「P20 lite」で約3万円。iPhone 8よりも高額で、8万円以上もするiPhone XRは決して「買いやすい手頃な価格」ではありません。

iPhoneXRは、普及モデルとしてiPhoneの裾野を広げるような存在ではなく、爆発的に売れることはないと言えます。

iPhone XRは発売が遅く、そもそも売る気がない

前述の通り、iPhone XRの発売日は10月26日となっていて、iPhone XS / XS Maxよりも1ヶ月以上遅いです。

フラグシップであるiPhone XS / XS Maxをまず売りたい、iPhone XRにその邪魔をさせたくない、というアップルの思惑も見えてきます。

そもそもiPhone XRは、あまり売る気がないとも言えます。

アップルはなぜiPhone XRを投入するのか?

では、なぜアップルが売りたくもないiPhone XRを投入するかといえば、逆説的ですが、フラグシップのiPhone XSを売るためです。

フラグシップのラインを10万円以上の高価格帯に引き上げたことを誤魔化すための、目くらましと言える存在です。

結果的に、熱心なアップルファンはiPhone XSを喜んで購入するでしょう。iPhone 8よりも3万円以上高くなったにもかかわらず、「自分がこれを選んだんだ」と思い込んで。

一部の人はiPhoneから離れるでしょうが、「たくさんの人に安く売るよりも、高額でも買ってくれる少数に売るほうが効率がいい」というのがアップルの考えのようです。

実際に、iPhone XRよりもiPhone XSが売れたならば、そこで「調教完了」。来年以降は遠慮なく、10万円以上のiPhoneを売り続けられるわけです。

消極的な理由でしかiPhone XRは選ばれない

フラグシップでなく、iPhone 8の後継でもないiPhone XRは、消極的な理由でしか選ばれないでしょう。

「iPhone XSは高いから、今回はXRで我慢しよう」「iPhone 7や8も安くなってるけれど、型落ちのモデルを買うのは抵抗があるからXRにしよう」など。

もちろん、iPhone XSよりは売れないとしても、ある程度は売れるはず。iPhone XRによって、かろうじてiPhoneに留まる人もいるかもしれません。

しかし、iPhoneの高価格化にうんざりしている人々は、徐々にiPhoneから離れていくと思われます。

MMD研究所による2018年8月度の調査でも、AndroidのシェアがiPhoneを上回っていて、すでにiPhone離れは進行しています。

10代・20代の若者にはいまだにiPhoneが人気ですが、良識ある大人たちはAndroidを使い始めています。

iPhone XRが発売されたとしても、このiPhone離れを食い止めることはできないでしょう。

格安SIMでAndroidが賢い選択に

新型iPhoneが高価格化したことに加えて、大手キャリアの月額料金もいまだ高いままとなっています。

“格安”を謳う段階制プランなども登場していますが、実際には料金はたいして下がっていません。

参考>> ドコモのベーシックパックの落とし穴

スマホの端末代や月額料金を安くしたいのであれば、SIMフリーのAndroidスマホを格安SIMで使うのが一番賢い選択と言えます。

iPhone XSが高いからと言って、iPhone XRを選ぶぐらいなら、ファーウェイのP20 liteやOPPOの「R15 Neo」などの3万円以下でコストパフォーマンスの良いAndroidスマホを選んだほうが良いです。

今後も続くiPhoneの高価格化に巻き込まれたくないなら、いち早く脱出すべきです。

以上、スペックや新機能にはほとんど触れずに、iPhone XRについて考察してきました。

新型iPhoneが日本のユーザーに受け入れられるのか、iPhone XRが予想を覆して売れることはあるのか、今後の動向に要注目です。

当サイトに記載されている金額は、注釈がないかぎり税抜表示です。

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