大手キャリアからスマホを持ち込んでIIJmioに乗り換えたいという人も多いと思います。
そこで気になるのが、
- IIJmioにはどんなプランがあるのか?
- どのプランを選ぶべきか?
- プランの違いや特徴を知りたい
といったことです。
結論から言うと、スマホを持ち込んでIIJmioに乗り換えるなら、ミニマムスタートプランを選べば問題ありません。
以下で解説していくので、最後まで読んで参考にしてください。
IIJmioの個人向けプランは実質2種類
IIJmioの音声通話SIMのプランは以下の3種類。他社と比べるとプランは少なめです。
IIJmio 音声通話SIMプラン | ミニマムスタートプラン | ライトスタートプラン | ファミリーシェアプラン |
---|---|---|---|
月間データ容量 | 3GB | 6GB | 12GB |
月額料金 | 1,600円 | 2,220円 | 3,260円 |
基本SIM枚数 | 1枚 | 1枚 | 3枚 |
追加SIM枚数 | +1枚 | +1枚 | +最大7枚 |
個人向けのプランは、データ容量が月間3GBの「ミニマムスタートプラン」と月間6GBの「ライトスタートプラン」で、実質的に2種類しかありません。
「ファミリーシェアプラン」は、最大10枚のSIMカードが使える家族向けのプランです。
このほか、スマホをセット購入したい人向けの端末代込みの「コミコミセット」というプランもあります。
なお、IIJmioの月間3GB、6GBというデータ容量は、高速通信が使える「バンドルクーポン」という形で毎月初めに付与されます。
あまり耳馴染みがないバンドルクーポンですが、高速通信をオン・オフして、データ容量を消費しない低速モードでも使えることが特徴。また、クーポンの有効期限は翌月末となっているので、余ったデータ容量を翌月に繰り越すことも可能です。
ミニマムスタートプランを選ぶべき理由
これからIIJmioに申し込む人が、ライトスタートプランよりもミニマムスタートプランを選ぶべき理由以下の3つです。
- あとからプラン変更が可能
- 追加データを購入できる
- 半年間、2倍のデータ容量が使える
あとからプラン変更が可能
自分が実際どのくらいのデータ容量を使っているのかわからないなら、まずはデータ容量の少ないミニマムスタートプランで使ってみるのがいいでしょう。
なぜなら、プラン変更はいつでもできるからです。プラン変更すると翌月から適用され、プラン変更手数料などは必要ありません。
データ容量が足りないと感じたら、ライトスタートプランに変更すればいいだけです。
プラン変更はそれほど面倒な作業ではありませんが、最初から大容量のプランを選んでしまうと、小容量のプランに下げるのは必要性がないため、プラン変更をズルズル先延ばしにしがちです。
逆に、データ容量が足りないことに不便を感じているなら、必要性に迫られて、プラン変更も面倒なくできるはずです。
そのため、まずは最低料金のミニマムスタートプランを選ぶことをおすすめします。
追加データを購入できる
なお、プランのデータ容量を使い切ってしまうと、速度が最大200kbpsに制限されますが、低速のままデータ通信を利用できます。
また、どうしても高速通信を使いたい場合は、追加クーポンを購入してデータ容量をチャージすることも可能です。追加クーポンの料金は以下の通りです。
価格 | 購入方法 | 有効期限 | (参考)100MBあたりの価格 | |
---|---|---|---|---|
追加クーポン | 100MB / 200円 | IIJmio会員専用サイト | 購入した月の3ヶ月後の末日 | 200円 |
クーポンカード | 500MB / 1,500円(非課税) | コンビニ・家電量販店などの店頭 | チャージした月の3ヶ月後の末日 | 300円 |
2GB / 3,000円(非課税) | 150円 |
ただし、1GBを追加購入すると2,000円になってしまうので、データチャージのコストパフォーマンスは良くありません。翌月以降も同じくらいデータ通信を使う見込みなら、プラン変更したほうがお得です。
データをチャージするのは、月末までにどうしても元の速度に戻したい場合のみにするべきです。
半年間は2倍のデータ容量が使える
2018年11月6日まで、IIJmioでは「秋祭りキャンペーン」が実施されています。キャンペーン期間中に申し込めば、半年間はプランの2倍のデータ容量を使えます。
そのため、ミニマムスタートプランなら2倍の月間6GB、ライトスタートプランなら2倍の月間12GBを利用可能。
この面からも、初めはミニマムスタートプランを選んで使ってみるのが良いでしょう。
ドコモ回線とau回線を選べる
以下では、IIJmio全体やミニマムスタートプラン / ライトスタートプランの特徴を紹介していきます。
まず、IIJmioではドコモ回線(タイプD)とau回線(タイプA)の2種類のSIMカードを選べます。
ドコモ端末ならドコモ回線を、au端末ならau回線を選ぶのが一般的ですが、注意すべきなのは、au端末をau回線で使う場合でもSIMロックの解除が必要になるケースがあること。
たとえば、iPhone 6s / 7 / SEはau版でもSIMロックの解除が必要となっています。
なお、以前はIIJmioのau回線ではiPhoneでテザリングが使えませんでしたが、2018年10月31日以降、iPhoneでもテザリングが利用可能になっています。
3分・10分の通話かけ放題を付けられる
IIJmioでは、月額600円で3分かけ放題、月額830円で10分かけ放題の通話定額オプションを付けられます。
なお、かけ放題を利用するには、「みおふぉんダイアル」という通話アプリから電話をかける必要があります。
ちなみに、通話定額オプションを付けるほど通話回数が多くないという人でも、「みおふぉんダイアル」は使ったほうが良いです。
かけ放題を付けない場合でも、「みおふぉんダイアル」から電話をかけると、通常20円/30秒の通話料を半額の10円/30秒に下げることができます。
最大2枚のSIMを利用可能
ミニマムスタートプランとライトスタートプランでは、SIMカードを1枚追加して合計2枚のSIMカードを使えます。
追加SIM利用料は、1枚につき月額400円。また、初期費用としてSIMカード追加手数料2,000円がかかります。
たとえば、ミニマムスタートプランでSIMカードを追加した場合、月額料金は合計2,000円。スマホとタブレットの2台持ちでも、かなりの格安運用が可能です。
なお、SIMカードを追加する場合は、ドコモ回線(タイプD)とau回線(タイプA)の併用が可能。1枚目はタイプA、2枚目はタイプDなどと選択することもできます。
まとめ
IIJmioは、ドコモ回線とau回線を選べるほか、通話定額オプションやSIMカードの追加が可能など、プランは少ないものの幅広いニーズに応えられる格安SIMサービスです。
個人がスマホを持ち込んで乗り換える場合、選択肢はミニマムスタートブランと
ライトスタートプランの2つ。プラン変更はいつでもできるので、まずは最低料金のミニマムスタートプランで使い始めるといいでしょう。
なお、IIJmioでは11月6日まで「秋祭りキャンペーン」を実施しています。
キャンペーンの目玉は、通常3,000円の初期費用が1円になること。加えて、音声通話SIMのプランは月額料金が半年間600円引きになります。
さらに前述の通り、半年間はデータ容量がプランの2倍となり、ミニマムスタートプランなら月間6GB、ライトスタートプランは月間12GBを利用可能です。
IIJmioにお得に移行できるチャンスとなっているので、大手キャリアの高額な料金や複雑なプランにうんざりしているなら、この機会にミニマムスタートプランで乗り換えてみてはいかがでしょうか。
キャンペーン期間は11月6日までです。
公式サイト>> IIJmioモバイルサービス
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